■はじめての方に 私が重視しているのは、最終的に応用力をもって自由に撮影できるようになって頂きたいということから、 カメラ操作の基礎の部分を、確実に学んでいただくことを重視しています。(ほぼ全講座、撮影実習あります) 生徒さんの求めておられる内容が異なるので、基礎部分だけで十分な方もおられますし、 おもいのほか、写真にはまってしまって、 こんなに技術を高めたいと自分が思うなんて、始める前は思わなかった!という方も、多くお見受けしました。 カメラ操作の基礎的な部分として、Mモードでの習得を重視していますが、 カメラ操作ばかりに気を取られる状況を打破すべく、2015年秋より、絞り優先にてレッスンを開始します。 テーブルフォトでしたら、わざわざMモードでなくても、絞り優先モードのみで、お教えすることも可能ですし、 難しくなく、必要なところだけを習得するのも、わかりやすくて魅力的だと思います。 それなのに、あえてMモード(絞り、シャッタースピードを操作します)に、こだわるのは、 ご卒業後に、もっとこだわった写真を撮りたい、という気持ちになった時に、 絞りも、シャッタースピードも、使いこなせたほうが面白いから。 絞り優先モードでの撮影ができるようになって、ご興味が湧いてきたら、 是非、作風を広げるために、Mモードを習得して頂きたいと思います。 また、スピードライト(外付けのストロボのこと)、モノブロック(一瞬で発光する照明機材です)などの ライティングを、ゆくゆくは使いたくなります。 そのときに、絞り優先モードでは、分からない事があります。 だったら、最初からMモードで慣れてしまったほうが、便利なのではないか、という思いもあります。 テーブルフォトの被写体をご用意しますので、 撮影実習も必ずございます。 講義と実習は、どちらも大事だと考えています。 その際も、自分で構図を考えて、立ち位置を決めて頂きます。 「ここから撮って」という指定はいたしません。 先生と同じような写真が撮りたい、という「パターンを教える」教室がお望みの方には、すごく困った状態です。 別に、いじめようという訳ではないですよ。念のため。 親切丁寧を、モットーにしています。私自身は、恐ろしく粘り強い性格だと思っています。 自分の脳で、知恵を振り絞って頂いたほうが、習得できるように感じていますし、 そうやって、試行錯誤して考え、手を動かして楽しんで、自ら脳に刺激を与えることが、大事だと痛感しています。 これは、ピアノ、エレクトーンを、35年近く、10人を超える先生方に、ご指導いただいた体験からも断言できます。 なので、型から入りたい方は、悪いことは言いません、他の教室を選ばれてください。 また、私は、他の先生方のプログラムも、それぞれに熟考されて、魅力的だと思っていますし、 生徒さんを伸ばすためには、違うアプローチが時期によって必要だと考えているので、 いろいろな教室を渡り歩いていただきたいと思っています。私だけでは、不足している面もあると思います。 写真教室って、なにかの完成作品が、その場で出来上がる教室ではないので、 お帰りになる際に、ああすれば良かった、こうすれば良かった?と、若干「ストレス」に近いものが残ります。 手に残るものも、お渡しできたらと…毎回、テキストや読み物は、私からお贈りしたいと実践しています。 それを、ご自宅でお読みいただいて、最初から比べて、腕が上がってきているな、と実感して、 安心して、自分の技能を信じていただきたいと思います。 最初と最後は、あおいとりコーポレーションの写真教室で良かった、と言って頂けるように、 ご指導を心がけています。 お読みいただいて、ありがとうございました。 TOPページに戻る |