■マニュアルモード? 教室では、基本的に、2015年10月より絞り優先モードにて撮影する実習に切り替えます。 ただ、カメラのマニュアルモードでの撮影ができると、作品の幅が広がりますし、 カメラの楽しさも変わってきます。 さて、マニュアルモードって、何でしょう? キャノンEOSキスデジタルX7を例に見てみます。 ミラーレス一眼の場合は、メニューの撮影の設定のところから、 M(マニュアル)モードを選択できるようになっている機種が多いです。 で、何を操作するの? 「絞り」と「シャッタースピード」で、「露出」を操ります。 「絞り」と「シャッタースピード」の2つをいじれば、好みの明るさを演出することが可能になります。 実際に、この画面の「シャッタースピード」「絞り」をさわることでも操作できるのですが、 ダイヤルや、ボタンを押して操作するほうが、操作が速いので、実際のレッスンでは、ダイヤル、ボタンをいじります。 カメラによって、ついている場所が違いますので、画像では省略・・・ さて、カメラのピントあわせのことと混同されている方が多いので、あえて書きますが、 マニュアルフォーカス、マニュアルモードは違います! ここですよ〜、はい! あくまでも、ピントを合わせることを「フォーカス」と言います。 オートフォーカス、というのは「カメラにピントあわせを任せること」です。 マニュアルフォーカスは、「自分でピントあわせをする」ことです。 上の写真では、レンズの横のスライドボタン「MF」マニュアルフォーカスに、ボタンが合わさってますね。 はじめて、お申込みいただく際のお問い合わせで、私がナゾに感じている文章で、もっとも多いのが、 次のフレーズです。 「ほかのお教室で、オートで撮影していますが、マニュアルでないとダメですか?」 これは、モードのこと?フォーカスのこと? 察するに、写真教室で、オート機能(全自動オート、インテリジェンスオートなどと呼ばれます)を使って、 撮影を教えるのは少ないと思うので、ピントあわせの話をされているのでしょう・・・ テーブルフォト、ガーデンフォト、いずれのベーシックコースで、最初にピントあわせをお教えします。 オートフォーカス(AF)、マニュアルフォーカス(MF)、両方をお教えします。 状況によって、どちらも必要なので、使い分けて欲しいからです。(視力、被写体の状態など) よくある疑問点だと思いますので、書かせて頂きました。 お読みいただき、ありがとうございました。 では、レッスンにて、お目にかかりましょう。 TOPページに戻る |